2019年4月16日火曜日

ショナビ日本画の石膏デッサン①

今回の日本画科ブログは、公開コンクールについてのお知らせと石膏デッサンについてのお話です。


ショナビ日本画科のコンクール参加の一番のメリットは、内部生外部生ともに丁寧な講評が受けられることです。
外部生に対しては、コンクール後に詳細な「診断シート」を送り、実力アップにつながるアドバイスを行います。また、希望者には持参作品の講評や現在の状況の相談、今後のイベント予定などもお知らせしていきます。


内部生対しては、年間通して頻繁に行う面談でコンクールの目標を設定したり、コンクールに向けての取り組み方を考えたり、とコミュニケーションを密に取りながら制作のフォローをしていきます。終了後にも反省を聞き取り、今後の課題を見直す面談を行う予定です。


さて、ここで2枚の石膏デッサンを紹介します。



これは今年の芸大合格者の石膏デッサンbefore-afterです。
1枚目が2018年4月、2枚目が2019年入直です。


beforeの時点でも良いところはたくさんありますが、髪の毛が部分的に見えてきたり、大胸筋あたりの鉛筆のタッチが形になっていなかったりと、荒削りな印象です。形の印象も胴体部分はかなり怪しい…ですね。


afterでは自然な光を感じ、バルールの精度が上がっているのと、表現的にも無理のないスッキリとした仕上がりになっています。
絵を見た人が「違和感」を感じない、ということも大事な観点です。


毎回の課題で「これはできるのだけど…」「もう少し◯◯、といつも言われる」「具体的にどう改善したら良いのかわからない」
そんな浪人生ならではの疑問にも、応じていきます。


ショナビ日本画では生徒一人ひとりの個性に合わせた指導を丁寧に行います。年度の始めから入試直前までその時の状態を判断し、タイミングに合わせて面談や課題の設定を行っています。
作品を一枚講評して終わり、ではなく、制作の流れを数枚単位で見ながら、良くなったところや改善したいところを判断し、具体的にアドバイスをしていきます。


もちろん今回の石膏デッサンコンクールでも、受験生全員に具体的なアドバイスを行って
いきます!


飛躍するきっかけが欲しい高卒生のみなさん、参加が初めての高校3年生のみなさんも、是非ショナビ日本画科のコンクールに参加してみてくださいね!
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