今回は絵画に隠された、色の効果についてのお話です!
受験絵画で静物モチーフを組む時は、固有色を意識して配置しますよね。
色相環や補色など学校でも習ったかと思います。
↑「色相環」
輪のなかで180°反対にある色同士を補色と言います。
でも色の持つ特徴や配色の効果ってもっと奥が深いはず!
今回は名画を例に挙げながら、憶測で解説していきます!
ゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」です。
青で統一された背景に対し、真ん中の黄色の女性が主役だと一目で分かりますね。
まさに色相環に出てくる、補色の関係です!
では同じ補色でも赤と緑ならどうなるんでしょう。
画像をいじってみましょう!
ちょっと怖いですね💦
黄色と青はお互いを引き立てあうのに対して、赤と緑はぶつかり合う感じがします。
また青は癒し、黄色は希望を表す色とも言われています。
ゴーギャンにとって、復活への願いも込められていた本作。
だからこそ黄色と青の組み合わせがふさわしいと思ったのでしょう。
配色だけでなく、他にもたくさん作者の狙いが隠れています。
他の作品でも違う色や構図のパターンを想像してみてください!
作家の意図が見えやすくなるはずです。
また、違う効果が生まれてかえって面白い絵になるかもしれません!
それでは、次回もお楽しみに!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~★色んな情報をツイートしてるので、是非見てくださいね!★講師が描いた制作のためのスケッチや落書き掲載中!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~湘南美術予備校日本画
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