4/13に配信した家庭課題
そろそろ良い感じになってきている時期ではないでしょうか?
みんな家での制作で不安になっている人もいるかもしれませんが、
別のツールを利用して講評などをする計画の準備を進めていますので、
安心して課題に取り組んでいてくださいね!
●課題は選択制で2課題以上選びましょうというもの。(全てやってもOK!)
それぞれのテーマは
1:細密でどこまで相手の気持ちを動かせるか
2:石膏を知る
3:感触で物を理解する
4:絵画的感性を養う
これらのテーマに合わせた課題内容と資料を送りました。
どれをやっても意味のあるものですが、課題を見たとき自分にとって足りないはもの何か、
それを補うには何が必要かを考えたと思います。
絵を描くのはもちろん大事です!
が、それと同じくらい考えるという事はとても重要なんです!
それは何故か。
「自分のことを振り返り、自分の強み弱みを知り、それに対してアプローチしていく」
まず本人がこれを意識していないと
講師がどれだけ頑張っていても成長はしません。
初めはどうアプローチしていいかわからなくても大丈夫!
そのサポートをするのが私達講師ですから。
●今回は途中で添削した細密作品の中から2枚紹介
鉄の質感や細かい部品まで観察できていますね。なんと拡大して見ると、
小さな埃まで描かれていてます!
生徒コメントの一部:
先生に指摘されたことを自分なりに解釈して、
絵に落とし込もうとした時にまだいけたんだと感じた。
たった1枚の細密だけど今までよりも少し、より俯瞰的に絵が見えるようになってきた気がします。
色が濁ったり滲んだりすることなく、生地の繊維1本1本を描くことができています!
これだけ集中して細かく描いていくと、質感が違ったものになったりすることがありますが、
ちゃんと柔らかい素材だとわかるように表現できていますね。
生徒コメントの一部:
挑戦したかったモチーフでした。
このマフラーを選んだ理由は思い出のマフラーでとても気に入っていたからです。
ただ作業的に細かく全部描いても、マフラーらしさを無くしてしまうと思ったので、
手前奥の距離感をつけながら描写してみました。
☆どちらも力作ですね!ピンチはチャンスとよく言いますが、
今だからこそじっくり取り組むことができますね。
でも細密での練習は試験本番ではこんなに時間描けないし、意味ないんじゃないですか?なんて思ったりしました?
そんなことはありませんよ!
細密をすることにより、
道具の使い方と特徴がしっかり身に付き道具と友達になる・じっくりモチーフと向き合うことで観察力が鋭くなる
細密は文字通り密度をあげて描かなければならないが
絵から離れて冷静に見ることもしないとリアルにならないので
集中力と客観性のバランス力が養われます。
このように、他課題も意味のない課題はありませんし、
自分でどんな自主練習をしたらいいのか悩んでる人も、なんでもいいから手を動かしましょう!
ブログでは、チャラ描き=落書きについてアップされているので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
では、この状況に負けないように一緒に頑張っていきましょうね!
湘南美術予備校 日本画講師
0 件のコメント:
コメントを投稿