2019年10月3日木曜日

ショナビ日本画科今週の作品①

こんにちは、ショナビ日本画科です。
今回は最近の昼間部の作品を何枚か紹介したいと思います。

各作品には、講師の柴辻先生からコメントをいただきました。参考にしてくださいね。
































コスモスが少し枯れている感じの印象も外さず描けていて良いです。手前にあるカボチャと玉ねぎから奥にかけての広がりも感じます。あとは、光側の玉ねぎと缶が少し浅く白くなっているので、強くならないように気をつけつつ、物にしていけるといいと思います。


































それぞれのモチーフらしさを見つけてしっかり描写できているので、好感の持てる絵です。コスモスの葉の疎密の印象を合わせるのはみんな苦労するものですが、よく観察できています。ただどれもしっかり描けているだけに、少し硬さを感じさせる所があるので、1枚で見たときの状況に意識が向けられるといいです。

































布のシワに惑わされず、体の量感が出せていて良いです。頭部のまわりこみを出すのが難しい場所ではありますが、鉛筆の使い方や反射光などを仕事っぽくならずにうまく利用できていると思います。ただ、頬のあたりの光と影が若干色に見えるのが惜しいです。

































この石膏像らしい印象が捉えられています。また、光と影の状況とともに、硬く白い石膏という質感も自然に表現できているので、 綺麗だなと思える良い絵だと思います。



4つの作品を紹介しましたが、参考になりましたか?このようにショナビでは、毎回丁寧な講評を行なっております。
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