講師の人って休みの日何してんの?
こういう疑問をたまに生徒から受けます。
講師側も生徒に面談の時などに聞いてることなので、
生徒側からも逆に先生は何してるの?って思うのも頷けます。
確かにその辺って謎ですよね笑
そんな素朴な疑問に日本画講師の速水が答えてみようと思います。
あくまで休みの日何してるかは、その講師によって様々なので、
今回はあくまで速水の場合はという前提で読んでくださいね。
まあまず、「休みの日、何してんの?」と聞かれたら、
大体の先生は「絵を描いてるよ」と答えるでしょうし、私も例外なくそう答えるでしょう。
そりゃそうですよね、自分の制作しますもんね。
じゃあ休みの時はず〜っと絵描き続けてんの?ってな話になりますよね。
私の場合はNOです。全然趣味や娯楽も楽しみます。
粘土いじったり、バイクいじったり、落書きしたり、運動したり。
気になったり興味が沸いたら割となんでもやってみたいタイプなのでその時気になったことをやりますね。
今回は、その中でも最近始めた粘土いじりについて書いていこうかなと思います。
自粛期間中家にいる時間が長かったので、
仕事の合間に今まで気になっていたフィギュア作りに挑戦してみました。
とりあえず好きな、シン・ゴジラでも作ってみようかなってな感じで始めました。
まずは何も見ず、考えず適当に見切り発車してしまいました。
どんどん肉付けしてがんがんディテールを作っていきました。
そしてある日気づいてしまったのです…
か、体が、、寸づまりになっていると…
ついでに足も短え…
見切り発車で、ろくに確認もせずにやり始めちゃうとやっぱり、ろくなことないですねー
作り始めの段階で比率とか完成のイメージとかもっとしっかり確認すべきでした…
気づいた以上は修正しないと完成度に響く。
めんどくさいからといってこのまま作っても満足できるものは作れない。
んで清水の舞台から飛び降りる思いで、ノコギリで胴体バッサリ切りました笑
切り離した胴体の間を粘土でつなぎ比率を合わせました。
足もちょっとずつ伸ばしました。
せっかく作ったディテールを潰しながら、もう一度大きく肉付けをしていっています。
今回はプロポーション大丈夫そうです。
ここからまたディテールを作り直していきますかねぇ。
現在はなかなか時間が取れずにここの行程でとまっています。
とまあ、こんな感じで絵を描いてない時でも、
自分の場合は何か作業していることが多いですね。
そして、思うのが、だいたいのことは絵と共通する部分があるなってことです。
今回のフィギュア制作なんかはもろに、普段予備校でみんなに指導してることがそのまま当てはまりました笑。
最初は完成のイメージ持って、大きい比率や動きから合わせないと、
あとあと大変なことになるよって散々みんなに言ってたのに〜
作るの楽しくなっちゃって比率甘くなってしまいました。
でも気がついたらちゃんと計画立てて修正する。
それが一番大事!
やるならなんにしても高いレベルの目標を持つ。
妥協はしない。
趣味でも遊びでも仕事でもクオリティーは求め続ける。
そんな日常を日々送っております。
皆さんもこだわりをもって絵を描いたり、他のことをも楽しめるといいなーと思います。
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湘南美術予備校 日本画講師
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