2020年11月22日日曜日

2020年度 全国公開コンクール


一人一卓の静物着彩コンクールを3校舎に別れて行いました。

今年は初めてデモストレーションとして講師も一緒に描き、
11/13,14の2日間に渡り、デモストの様子をYouTubeにて生配信!!
Twitterでも1時間毎に画像をupしていました。v(^_^v)


では、今年の出題内容です。

✳︎デンファレ×3          ✳︎かすみ草×1
✳︎ガラス器×1               ✳︎白布×1
✳︎赤リボン×1           ✳︎枯葉×10
✳︎洋梨×1.5個          ✳︎フルーツデニッシュ×1
✳︎紙皿×1             ✳︎ストロー(黒)×1
✳︎プラスチックコップと蓋×1    ✳︎コーヒー色の色水
✳︎白角砂糖×10
「すべてのモチーフを構成して2日間で着彩写生すること」というものでした。

総評で言われていた一部
美大芸大受験で問われる絵画原則やテクニックはもちろんの事、
もう1つ出題者の意図として、
朝一番に卓の上に置かれたモチーフを見た時の第一印象が、
画面に出力出来ているかどうかも審査の基準に入っていました。
ついつい一生懸命描いていると、モチーフの印象から外れてしまう事があります。
例えば、花の色やモチーフそれぞれの大小イメージが違ってしまう等があげられます。

採点中、出題者がこの課題のモチーフはブレイクタイムをイメージして作ったと言っていました。




各校舎の様子

大船校
大山先生が組んだ構図です。



横浜校
崎山先生はしっかりデッサン派です!







青葉台校
石山先生が組んだ構図です。




●デモストの大山先生と崎山先生が、何に気をつけて描いたか教えてくれました。

大山先生
「花周りは華やかさを意識して構成し、
3本のデンファレで空間を作り、かすみ草でシルエットの広がりを出しました。 
床回りは画面の外側にも空間が広がって見えるように、ベクトルや粗密を意識して構成してあります。」


﨑山先生
「いつもモチーフ同士の距離感を細かい隙間まで再現するために、
丁寧にデッサンしてから色に入ります!
またデニッシュの美味しそうな焼き色や花の柔らかい色味は慎重に塗り重ねました。」




☆コンクールは本番までの途中経過なので、自分の糧にして下さいね!

これからの時期は、試験を身近に感じてきて、
焦ったり・より悩んでしまうことが増えてくるとは思いますが、
ただ焦って悩んでも時間だけが過ぎ、余計に深みにはまってしまうので、
そういう時こそ、いま自分に必要なことは何なのか、どういう練習をすればいいのか、
休んだ方がいいのかなど考えることができると良いと思いますよ。

それでもわからない時は、いつでも私達は相談にのりますからね!('◇')ゞ

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すでに、冬季講習・入試直前講座の全て受付が始まっています。
校舎の選択希望第1と第2をお伺いしておりますが、
校舎ごとに定員を設けており、第1希望にご案内できない事がありますこと、
ご了承のほど宜しくお願い致します。
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色んな情報をツイートしてるので、是非見てくださいね!
講師が描いた制作のためのスケッチや落書き掲載中!
去年度、芸大合格した生徒が描いたものも投稿されています!Instagram→https://www.instagram.com/shonan_nihonga/?hl=ja
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湘南美術予備校日本画本題

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