2021年1月21日木曜日

時間を短縮して練習してみよう!! (90分着彩)

芸大着彩は11時間、他大学も6時間や3時間など時間をかけて描きます。
でも、それでも時間が足りないと感じたり必死だと思います。

筆さばき・抑えどころ・的確な仕事・色の選択」

これらは頭でわかっていても、なかなか絵に出力できないですよね😂



そんな時は、短時間でちょっと無理かもと思う量のモチーフを用意して描いてみましょう!
そうすることで、自分の癖や苦手な事、逆に得意とするところが見えてきますよ。


時間がきたら、まだ描きたいところがあっても一度講師に見てもらうのを勧めます。
そこで出てきた結果を、次の練習に繋げるんです!

一回だけでは身にならないので、何度も繰り返しましょう😆🙌

数よ、数!💪


では、速水先生が描いてくれた絵を参考に見ていきましょう!
↑20分 時間はかけられないので、良い形を描いて、状況を出す為に軽く影を入れています。

線の強弱も利用していますね。

自分にとって必要な鉛筆の仕事をするといいですよ)


40分 速水先生は影側からいくタイプですね👀



↑70分 もうすでに見やすい!😳

モチーフらしさや光の方向、距離に合わせて、絵の具の彩度・自然な影の落ち方・筆さばきまで変えていますね。


↑90分 終了 四角い小さい物は麻雀牌だったんですね!
最初からデッサンしていなくても、途中でデッサンしたり筆で描いたりして出来るということです。
こう見てみると、1時間半で全体を見せることは可能です。
とはいえ、いきなりは出来ないので一枚で心が折れたりしないでくださいね😊


最初はバタバタで大変かもしれなせんが、
これを続けていると、時間がないぶんシンプルに当たり前のことを考えられるようになり(それしか出来ないとも言えます)、描きどころポイントが自然と掴めてくるので、
スムーズに描けるようになってきますよ。

そして、また時間を長くしたり更に短くしたりしながら、
自分の目指す大学に合わせていくと、方法とか難しいことを考えなくても、
体が勝手に動くようになります。

もし、うまくいかなかったにしても、
こういう練習をしていると、長い時間を与えられた時に気持ちの余裕ができるから良いですよ!😁👍

ぜひ試してみてくださいね✨

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色んな情報をツイートしてるので、是非見てくださいね!
講師が描いた制作のためのスケッチや落書き掲載中!
去年度、芸大合格した生徒が描いたものも投稿されています!Instagram→https://www.instagram.com/shonan_nihonga/?hl=ja
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湘南美術予備校日本画


2021年1月12日火曜日

日本画講師の自己紹介コーナー

日本画講師の自己紹介コーナー第5弾

こんにちは、日本画講師の大山菜々子です!


こんな顔してます(似顔絵byS辻先生)



わたくし、ショナビで講師をしつつ絵を描いて展示・販売をして暮らしています。
講師と作家の二足のわらじです。


どんな絵を描いているかというと…






こんな感じ。
おわかりいただけるだろうか…

そう、男の子の絵ばかり描いています。



去年の3月に東京芸術大学大学院を卒業したのですが、学部1年の時から描き続けているのはもっぱら男の子。


学部1年の時の作品



学部の卒業制作はこんな感じ



修了制作も男の子。

(同じモデルを100枚素描したものを貼り合わせてあります)






余談ですがこの作品、一枚一枚剥がしてバラバラに販売するという企画を去年の夏の展示で行いました。

こちらが前代未聞の剥がし売り画像笑







実を言うと予備校時代から人物を描くのが好きでした。

こちらは予備校で描いた人物の作品2枚。



背景なしが2浪、背景ありが3浪のとき。

課題では女性モデルばかりでしたが、個人的に男の子に頼んでモデルしてもらったりもしていましたよ。(画像は残ってないけど…)
予備校のころからずっと男の子が描きたかったんです。


そんな感じで予備校時代から今に続いています。

正直絵を描くのは浪人時代も今も、すごく面倒くさく感じます。
でも続けてる。
好きなものがあるって、続ける理由になりますね。


みんなも好きなものを見つけられると絵を描くのが辛い時も面倒くさい時も乗り越えられると思います。
いろんなものを見て、自分の好きをたくさん見つけて行こうね。




!最後に宣伝!

3月15日〜20日に個展を開催予定。(ちょうど芸大の合格発表の日からかな。)
3月22日からに会期がずれました〜よろしくね。
場所は銀座一丁目の柴田悦子画廊さんです。


作品は鋭意制作中!
ショナビにいない日は基本的に引きこもって絵を描いてます。



その他の展示のお知らせなども個人のSNSで発信しているのでよかったら覗いてみてくださいね〜↓↓

Twitter:https://twitter.com/nanako_oyama
Instagram:https://www.instagram.com/nanako_oyama/

ちなみにnoteもやってます。
この記事は芸大受験についてのあれこれについてがっっっつり解説してるので受験生は必見↓↓
note:https://note.com/nanako_oyama/n/n6716d6a503e5



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2021年1月11日月曜日

講師がリモートで新年会してみたら・・・

                           

明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致します!😆


ということで、
年明けに講師のリモート新年会を開催してみたら、
みんな酔っぱらってきたころに、何故か講師同士の似顔絵大会が始まりました。


このブログを書いている私も酔っぱらっていたので
どうしてそういう流れになったのか覚えていないのですが
楽しかったのは覚えています😚



遊びのはずが描き始めると本気になってくるんですよ。
それぞれの講師の個性が出ているので画像をupしたいと思います!


(ショナビ生徒は誰かわかるわかるよねw)


☆F巻先生作

面取りを意識しながら描いたらこうなったらしいw
(鼻から描き始めたんだって)


何とも言えない雰囲気が似てます


もはや山でしょ!わかるけどw


闇の魔法を使いそうなS辻先生w




☆O山先生作

上の魔法使いじゃなくなった女神のS辻先生



若返ってイケメンになってる!w
けどわかるんですよね~


Twitterではデモストゴリラと呼ばれてるけど爽やか~☆



☆石Y先生
奥にいる真っ黒い人誰かわかるよね?



☆S辻先生作

これは生徒を描いてみた


速M先生を描いてみたけど、こうじゃないんだとか言って・・・
数分後「そう!これが描きたかってん!」
と、出てきたのがコレw
↓   
わかるよね?(笑)


こんな感じで、講師の新年会は夜中の1時くらいまで続いたわけですが、
酔っ払ってる状態なのにその人の印象を合わせてくるのは凄いですし、
似顔絵は単純に楽しいですよね😄

みんなも家族や友人や講師の似顔絵を描いてみて下さいね~!


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2020年12月27日日曜日

日本画講師自己紹介コーナー

日本画講師自己紹介コーナー第4弾!


こんにちは!講師の﨑山です



柴♠︎先生が描いてくれた似顔絵!


今年の3月に東京芸大大学院を出て、現在はしょなびで働きながら作品を制作&発表しています。
作品は風景や静物画をメインに描いています🙆‍♀️




2020年12月21日月曜日

﨑山あいり先生!着彩の道具は何使ってるの?


公開コンクールでデモストしてくれた講師の道具を紹介します👀

パレットは自分の癖や使いやすさに合わせてどんどんカスタムしていくものです。

中間色(パステルカラー)は、絵具の何色セットの中に入っているものだけだと少ないので、
空いている又は使わない色は剥がして入れちゃいましょう!

中間色が何故オススメかと言うと、色々な理由はありますが、
絵を汚さずに複雑な色を作りやすいので、
リアルな表現をするのに色んな場面で活躍します✌

↑こうして見ると、パステルカラーいっぱい入っていますね!



↑白は水彩絵具の白も使いますが、ガッシュ(不透明)、胡粉(粉っぽい)、
それぞれの特徴を生かして使用します😏🌟


↑これは凄い!😳😳😳
これだけ多くの種類の絵具を使ったり試したりした中で、
厳選された色が先ほどのパレットに入っていたんですね!

皆さんのパレットは、こだわりぬいたパレットになっていますか?



↑やはり筆も自分と相性の良いものを手元に置いたほうがいいですよね。
更にみんなを見ていて時々感じるのは、毛先がバサバサ💦
筆が死んでいるもので描いても描写はできないですよ👆
常に使う筆は2本用意していてもいいくらいです😄🌻


冬期講習で今年も終わりです。
もう一度、道具を見直して自分に有利な物を揃えていきましょう!!
それだけで、絵の内容が変わってくるものですよ🔥


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2020年12月13日日曜日

モチーフを観察①〜タカアシガニを食べてみた!〜

初めまして、日本画講師柴辻かおりです。

普段、私は深海からイメージをもらって絵を描いているのですが、
最近、深海生物を展示している水族館や、
博物館で深海をテーマにした展示が増えてきました。

なので、本物を見るためにそういう施設に行き観察しに行きます。

しかし、観察というのは五感を使うと、よりイメージが湧くんです。

五感とは「視・聴・嗅・味・触」です。

例えば、みんなの身近なもので例えると、

リンゴ=「固い?・赤いor黄緑・食べれる?・それなりの重みがある・形は?・どういう土地でどの季節に成るの?・リンゴの木って?・切った中身は?・味は?・種は?」など。

石膏像=「サイズは?・骨格は?・性別・どういう人?・素材は石膏・白い・重いものもあるし軽いものもある・ゴツゴツ?ツルっとしてる?・綺麗,格好いい・筋肉量は?」など。

みんなモチーフ見たときに色々想像して調べたりしていますか?

観察というのは目で見た情報だけではないのです。

そういうわけで、今回タカアシガニが食べれるということで、
いつも水族館のガラス越しでしか見たことないものを、
手に取り、食してきました!!

これだけ見ると海の蜘蛛感と迫力に圧倒されました。


キターーーーー!!!!!デカッ!!
匂いはいつもの蟹の匂い。
大きいからと言って臭みはありませんでした。

他の食器が小さく見える💦
美味しいのだろうか・・・と思っていました。

が、身はぎっちり詰まっていて、甘くてめちゃくちゃ美味しかったんです!
以外でした(笑)

食べやすいように切れ込みを入れてくれていて助かりました。
実際に触ったのは初めてだったのですが、やっぱり甲羅は頑丈でした。
でも、脚は結構ツルツルしていて手を怪我しそうな感じはなかったです。

躰も触ってみて感じたのはもっとトゲトゲしていると思ってました。
イメージは触ったら痛そうなイメージだったんですけどね。

躰の甲羅はお店の人に言って持って帰ってきました!


しっかり洗い、焼酎に丸一日漬けて匂いを取り、風通りのいい影の場所で乾かして完成!
裏ってこうなってるんですよ👀

良い顔です。描きたくなるよね~~~💗

真上から見ると、雫の形なんですね~~。

そういうわけで、今回の貴重な体験により初めて知ることが多く、
タカアシガニのイメージが変わりました。

これからも、観察シリーズを紹介していきたいと思います。

皆さんも、予備校で与えられたモチーフに対して、
触り、色んな角度からみて、探求心を忘れないようにしましょう!
また、その方が楽しいしモチーフに興味が湧きますよ!

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2020年12月6日日曜日

日本画講師の日常〜展示編①〜


実は日本画講師は作家業をしている人が多いんです。
講師の日常紹介ということで、今回はその一端をちらりと紹介します。


先日まで開催していたI丸先生とT濱先生の2人展。
二人は学部の同級生でたびたび一緒に展示をしています。
学部のときから絵を知っているので、一緒に展示するとそれぞれの進化(変化?)も分かって面白いですね〜。


会期:11月28日(土)〜12月4日(金)
場所:花あさぎ(帝国ホテルプラザ3F)

DMはI丸先生がデザインしてくれました。何でもできるね!


「いきもののかたち」という題名で、1人6〜10点ほどの作品を持ち寄りました。



↑I丸先生は猫や植物の作品が多いです。
モチーフの自然な姿を捉えられるのはデッサン力あってこそ!


↑T濱先生は動物の絵ばっかり。トラ、ヒョウ、鷹、犬、、、などなど




↑展示の位置決め、飾り付けも自分たちで行います。
作品の場所決めで揉めることもありますが、長い付き合いなのでささっと決まりました。よかったよかった〜。




↑搬入作業をするまでは壁が埋まるか不安でしたが、むしろ作品が多かったくらいでした(笑)
黒い壁に作品が映えますね〜。


↑I丸先生は綿棒で作った立体も持参。かわいい😸
cotton catというユニットでも活躍しています。


作品制作だけでなく、こうやって展示することもすごく勉強になります。
友人との展示もお互い良い刺激になり、切磋琢磨できますね!
生徒も見に来てくれて嬉しい楽しい展示となりました。
そもそも帝国ホテルプラザに入るのは初めてだったので、展示準備中もどきどき、、。床がふかふかしてる、、!トイレ広い、、!
などなど色々な経験になりました。

こんな感じでショナビの日本画講師は作家業もしています。
また展示の紹介などしていきますね!


※二人の作品をもっと見たいという人はHPかインスタをチェックしてみてね!
I丸先生🐱


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